

エンターテイメントとは何か。
様々な形がありますが、私たちはそこに人が生きていることだと考えています。
緻密に作りこまれた映画のワンショット。聴く者を圧倒し異世界に誘う歌い手の美声。
そこにはアーティストたちが費やした時間や労力、そして伝えたいという情熱を感じずにはいられません。
それらは芸術の形や枠を超えて、私たちの心を豊かにしてくれます。
私たちは、「演劇」という方法でエンターテイメントを追求しています。
どうしたらもっと楽しんでもらえるか。
観に来ていただく沢山の人たちを想うとそんな気持ちを抱かずにはいられません。
練習や作業中には様々な事があります。
ほとんどがすごく楽しくてやめられなくなってしまうものなのですが、
時には辛く、苦しいこともあります。あぁ嫌だな。と思うことも正直あります。
しかし、ホールに舞台が立て込まれ、裏で待機する刹那聞こえる
観客の方たちのザワザワとした声。あの瞬間を思いだすと急にやる気が湧いてきます。
楽しんでもらいたいという気持ちから本番ギリギリまでセリフを読み返し、
照明を手直しして、金槌を握ります。
本番は全部で5ステージ。1ステージ約2時間という短いものです。
しかし、そこには私たちが一つのものに取り組んだ2ヶ月間がしっかりと詰め込まれています。
私たちはほとんどが演技を大学から始めた初心者ですし、
学生ですから何千万円という制作費はかけられません。
そもそも、お芝居というものが今ではあまり流行らないものなのかもしれません。
しかし、ただただ伝えたい。とにかく楽しいものを創りたい。
そんな気持ちで取り組んだ先にある何か。
それは「エンターテイメント」以外の何物でもないと私たちは感じています。
ホール一杯にあふれる観客たちを前に精一杯にセリフを吐くとき。
公演が終わり帰っていく方たちに感謝の言葉を述べるとき。
これらは本当に夢のような時間です。しかしそれは夢ではありません。
私たちがここに確実にはっきりと生きている。それを実感する場所なのです。
これからも、学生や地域の方々に一番生きてるエンターテイメントを
お届けできるよう精一杯努力していきます。
エンターテイメントに興味があるそこのあなた。
生きてるエンターテイメントをしに月光斜に入りませんか?