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公演に入り、役をもらった団員は演出を軸に自主練習を重ね、「立ち」によってシーンを作りこんでいきます。
しかし、それをするためには演技をするうえでの基本的な技術や態度を学んでおく必要があります。
ここでは、日ごろからしている基礎練習の一部を紹介します。


役者としての基礎練習

①走りこみと筋力トレーニング
2 時間という長いステージをセリフを吐きながら、走り、殺陣をこなし、動き続けるのはかなり体力を要することです。
持久力と集中力を維持するための基礎的な体力をつけるために行います。

②ストレッチと発声
声は役者にとって要となる重要な要素です。
のどを痛めず、ホールの大きさに負けない声量や、感情を表現できる幅を持った声色を得るために行います。

③転換
舞台上での見られる意識をしっかりと持ち、自分の体の動きをコントロールするために行います。
また、勢いのある演技をするために身体感覚を養う目的もあります。

④エチュード
台本なし、アドリブでの寸劇を少人数で行います。
上の全てを意識しながら、実際に舞台上でどう立ちまわり、相手の話を聞きながらシーンを展開していくのか。
実践的な力をつけるために行います。

上の4つの練習方法以外にも、団員間でいろいろなレクリエーションを交換し合いながら楽しく表現力などを身につけていきます。
これら基礎の上に演出を中心とした役やシーンの作りこみを行い、演技の質を高めていきます。
公演期間の終盤ともなるとその詰め作業はかなりシビアなものになってきます。
感情をこめての演技は、精神的な負担も大きなものとなりますが、その先にある舞台上での喜びを目標に役者たちは一丸となって練習に励みます。